ネットの3要素

インターネットには3つの要素があります。

  1. 通信応答速度
  2. 通信速度
  3. 通信安定度

どれも快適なプレイには重要な要素になりますが、ゲームにおいて特に重要なのは ①通信応答速度 と ③通信安定度です。主にこの2つについてみていきましょう。

オンラインでゲームをするならまず通信応答速度に気を遣おう

ゲーマーとって最も重要なのがインターネットの応答速度です。よくpingと表現されることもあります。pingが30ならサーバーとのデータの往復に0.03秒かかるということになります。

このpingの数値が、マウスやキーボードの操作が実際にゲーム画面に反映されるまでの時間(実際にはそのほかにも色々と加算されますが)になるわけです。なのでpingの数値は低ければ低いほど快適にオンラインゲームが楽しめ、高すぎるとといわゆる「ラグくて遊べない」状態になってしまいます。

pingの測定方法

もし、ゲームでラグを感じる場合には、まずpingを測定してみましょう。プレイしてよくラグが起きる時間帯に測定してみてください。

測定サイトを利用する

回線速度測定サイトにはpingを測定してくれるものもあります。「Speedtest.net」などが有名です。ブラウザでサイトにアクセスして、画面の指示に従うだけでokです。

ゲームサーバーにpingを送る

自分がプレイするゲームのゲームサーバのIPアドレスに直接pingコマンドを打ち込むことで、より正確にpingを測定することができます。

「PUBG」や「FF14」のようなユーザー数の多いゲームではブラウザ上でpingを打ち込み、結果を表示してくれるサイトも存在します。検索してみてそのようなサイトがあるかどうかを探してみたください。

pingコマンドを使用してpingを打ち込む

上記のような便利なサイトが存在しないゲームの場合、直接pingコマンドを打ち込むことでも測定できます。

windowsのコマンドプロンプトを起動し、「ping xxx.xxx.x.x」(xxx.xxx.x.xの部分はゲームサーバーのIPアドレス)と打ち込んで実行することで、ゲームサーバーとのping値が表示されます。

IPアドレスについては対象ゲームのHPに記載されていたり、検索をかけることで出てくる場合が多いですが、ゲームタイトルによってはゲームサーバーのIPアドレスが公開されていなかったり、負荷の回避のためにpingコマンドを打ち込んでも返信しないように設定されている場合もあります。

その場合は、「Wireshark」と呼ばれるフリーソフトを使用することでIPアドレスを特定できますし、tcpingコマンドを打ち込むことで測定が可能になる場合も多くあります。マニアックなケースなので詳細な手順については割愛しますが、気になる方はキーワードで検索して詳しい手順を紹介しているブログなどを参考にしてみてください。

実際に体感でどの程度に感じるか

pingの値によって、どれくらいゲームのプレイに差が表れるのでしょうか。一般的には、下記のように分類されます。

FPSや格闘ゲームなどのタイミングがシビアなゲームでも快適に遊べる範囲

  • ping1~10→まったくラグを感じることはありません。プロゲーマーでもまったく遅れを感じることができないレベルです。
  • ping11~30→こちらもラグを感じることはありません。ごく一部のプロゲーマーなら多少の違和感を感じることが出来るレベルです。

ping30まではラグを感じることはまずないでしょう。もし、何らかのラグを感じる場合はping以外の要素が原因です。

②FPSや格闘ゲームでは少しラグを感じる。それ以外ではほとんど感じない範囲

  • ping31~60→一部のゲームや場面ではラグを感じる事がありますが、プレイに支障をきたすレベルではありません。MMOのようなそこまでタイミングにシビアではないゲームでは快適にプレイできます。
  • ping61~100→ラグを感じることができるレベルです。FPSや格闘ゲームではラグによって撃ち負けることもありますが、まだプレイ自体に支障があるほどではありません。多くの人が許容できるレベルです。

ping100まではラグを感じることはあっても、プレイに支障を感じる人は少ないレベルですが、FPSや格闘ゲームをメインに遊ぶ人は回線の見直しも選択肢に入ってきます。

なんとかオンラインゲームが遊べる範囲

  • ping101~150→ハッキリとラグを感じます。避けたはずの攻撃が当たったり、当てたはずの弾が外れたりといった現象が起きます。アクション要素の少ないゲームならまだ遊べます。

ping150までがオンラインゲームを遊べるギリギリのラインです。これ以上はpingの低い相手にどうしても勝てなくなったり、敵に人間の反応速度を超える攻撃が存在したりするようになるなど、とてもではありませんが快適にプレイすることは出来ません。

もちろん今どきのPCゲームはネット回線以上にPC自体の性能が大切です。きちんとしたゲーミングPCに買い換えるためにも「ゲーミングPCなう」のように選び方やおすすめモデルを解説したサイトを読み込むことが重要です。

ゲーマーにとって応答速度は超重要

とういうわけで、pingは低いほどいい!なるべくなら30までに抑えるべき!というのがわかっていただけたと思います。

でも、「違約金もかかるから、今の回線を簡単に変えれないし…」「普段は速いんだけど、夜だけ重いんだよな」といった方も多くいらっしゃると思います。そんな方はまずIPv6に変更してみることをオススメします。pingが改善する可能性が大いにあります。